ミネラルが欠乏すると

 poling

 ~ ポーリング博士の言葉 ~

すべての病気を追求するとすべてがミネラルの欠乏にたどり着く。

ミネラルは単体では有効な働きができない。

人体の健康維持には、調和のとれた多種類のミネラル摂取が重要である。

     ※Linus Carl Pauling  1901-1994

 1954年ノーベル化学賞,1962年ノーベル平和賞受賞

 

ポーリング博士の研究でとくに注目したいのは、無機物(鉱物ミネラル)と生物との関連性における研究であり、世界で初めて「生物と無生物の間の失われた環」を解明した先駆者として知られています。

博士は、無機物である鉱物から抽出した多種類の複合ミネラルが人体に大きな作用と影響を及ぼしていることを突き止めました。

先進国に蔓延している現代病が発展途上国でその発症率が少ないことも、食品中のミネラル不足である程度説明できます。

 

ミネラル名 欠乏症(代表例)
カルシウム 骨粗しょう症、イライラ、不眠
カリウム 心臓発作、腎不全、便秘
ナトリウム 倦怠感、嘔吐、筋肉痛
マグネシウム けいれん、しびれ、意識障害
亜鉛 性機能の低下、味覚障害、薄毛
硫黄 皮膚炎、しみ、毛髪・爪発育障害
塩素 食欲不振、消化不良
貧血、無力感
ヨウ素 甲状腺腫
マンガン 骨の異常、成長障害
リン 副甲状腺機能亢進症
貧血、骨折、抵抗力低下
コバルト 悪性貧血
モリブデン 痛風、貧血
クロム 糖尿、動脈硬化
セレニウム 心筋障害