人類はミネラル成分から生まれた星の子ども・・・ 地球上で初めて誕生した生命は海のミネラル成分からです。 進化していく過程で陸に上がった生物は海水と同じミネラルを保持していました。 人間の汗、涙、血液には塩分、すなわちナトリウムが多く含まれているのもそのためです。 では、鉱物や無機物としてのミネラルについて考えて見ましょう。 鉱物というと岩や金属をイメージしますが、元素同士が核融合して燃え残ったものが鉱物となります。 元素とはこれ以上分解できないもっとも基本的かつ簡単な構成要素のことです。 無機物とは有機物ではない物質です。 太陽や地球も長い時間をかけてさまざまな元素物質から複雑な鉱物へと進化しながら誕生した天体です。 地球上では、激しい温度変化や宇宙からの放射線などの影響を受けながらさまざまな化学反応が起こり 徐々に高分子化された有機物へと進化し、生命誕生の材料となるアミノ酸、蛋白質、核酸などを生み出しました。 いうなれば、人類はミネラル成分から生まれた星の子どもといっても過言ではありません。
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アルツハイマー予防
アルツハイマー予防 ミネラルには、金属元素らしい目には見えない固有の電子的な働きがあります。 それは、細胞同士の電子活動を活発にすると同時に神経情報伝達機能も活性化します。 わかりやすい例としてカルシウムが挙げられます。 カルシウムは単純に骨成分のためだけにあるのではなく、神経の働きに欠かせないミネラルでもあります。 神経は、体内カルシウムが不足すると細胞内の貯蔵庫からカルシウムを持ち出しますが、そなると脳への伝達機能まで働き精神的な異常興奮につながります。 カルシウム不足でイライラしてしまうのはこのためです。 だからといって、カルシウムなど単一でミネラルを大量に摂取してはいけません。 あくまでバランスが良く吸収の良くミネラルが脳への神経伝達(ニューロン)や記憶機能(シナプス)をスムーズにします。ミネラルを摂ることで脳の老化防止やアルツハイマー防止も期待できます。
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酵素の活性化とミネラル
酵素の活性化とミネラル 酵素とは、生体でおこる化学反応を促進させる触媒物質です。 生物の体内で多く存在しており、さまざまな代謝機能に重要な働きをしています。 人体には、約60兆個の細胞が存在していますが、その細胞一つ一つの中には約5000種類の酵素が常に機能しており、大きく分けて代謝酵素、消化酵素、アルコール分解酵素、食物酵素などがあります。 全て解明されていませんが、現在のところ約半数以上の酵素がミネラルを必要としていることがわかっています。 しかし、生の食品や発酵食品を多く摂り体内の酵素を節約しても、酵素が活発に働ける環境を体内に整えなければ意味がありません。 酵素のいい仕事をさせるためには、十分にミネラルを摂取することが必要不可欠となります。
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病気の原因はミネラル不足?
病気の原因はミネラル不足? すべての病気を追及すると、すべてがミネラルの欠乏にたどりつく。 ミネラルは単体では有効な働きができない。 人体の健康維持には、調和のとれた多種類のミネラル摂取が重要である。 1954年にノーベル化学賞、1962年にノーベル平和賞を受賞したアメリカの 生化学者ポーリング博士の言葉です。 ポーリング博士の研究でとくに注目したいのは、無機物(鉱物ミネラル)と生物との関連性における研究であり、 世界で初めて「生物と無生物の間の失われた環」を解明した先駆者として知られています。 博士は、無機物である鉱物から抽出した多種類の複合ミネラルが人体に大きな作用と影響を及ぼしていることを突き止めました。
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